ショーン・オブ・ザ・デッド

ショーン・オブ・ザ・デッド（2004年イギリス）

言わずと知れたゾンビコメディの傑作をようやく観ました。

ショーンは家電量販店に勤める冴えない男。何事にもやる気がなく、彼女にも振られてしまう。
同居人の無職男エドと自堕落な生活を続ける彼の日常は、ある朝一変することになった…。

ゾンビを題材にしたドタバタコメディと表現した方が的確でしょう。コメディ寄り。
恋愛、友情、家族をうまく絡めた脚本は楽しめました。
ただし、ゾンビ描写は気合の入ったグロテスクな部分もありますので注意。
ゾンビの前でゾンビの真似をするとどうなるのか？というエピソードは必見。
パニック映画にはよくあることですが、この映画のパーティメンバーもかなりおバカですね。

やる気のないダメダメな男がゾンビとの戦いによって一人前になる、そんな冒険活劇でした。
ラストはほのぼの。ゾンビもPS3ゲームが好きなんですね（笑）

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ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン！

ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン！（2007年イギリス）

首都警察で素晴らしい活躍をしていたニコラスは、上司のやっかみから地方に転勤させられる。
20年間犯罪がない平和な村サンドフォードでは、生真面目に法律を順守する彼は疎まれていた。
しかし、何故か不審な事故死が連続しはじめ、彼は疑問を抱き捜査を開始するが…。

前半はよくあるコメディかと思ったら、後半の盛りあがりが素晴らしい映画でした。
刑事アクションにサスペンスとブラックジョークを足しっぱなしにした感じ。
数々の伏線回収、個性の強いキャラクターたちも見所です。
ショーン・オブ・ザ・デッドやスコット・ピルグリムの監督の作品です。
ちょっとグロテスクな描写もありますが、スカッとするアクションコメディを見たい方はぜひ。

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インベーション

インベーション（2007年アメリカ）

不時着し破片が散らばったスペースシャトルには、未知の物質が付着していた。
それは、眠ってしまうと人間の遺伝子を書き換え身体をのっとってしまう凶悪ウイルスだった。
感染を防ぐ策は眠らないこと。息子オリバーを守るため、キャロルは必死の逃亡劇を開始する。

何度も映画化されている「ボディ・スナッチャー」原作のSF映画。
主演はニコール・キッドマン。美しく強い精神科医の母親を演じています。
オリバー役の少年もとてもかわいらしく適役でした。
感情を表に出さずにいればエイリアンに気付かれないという設定が面白いです。
無表情でさっそうと歩く姿は、美貌の彼女にぴったりでした。

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バッド・トリップ 100万個のエクスタシーを密輸した男

バッド・トリップ 100万個のエクスタシーを密輸した男（2010年アメリカ）

副題の通り、ユダヤ系の青年が薬物密輸に関わり人生を転落させていくだけの映画。
ユダヤ教が絡んでいましたが、正直キリスト教以上に馴染みがなくわからなかったです。
主演はゾンビランドやソーシャルネットワークで有名になったジェシー・アイゼンバーグ。
彼はヘタレ役がとてもよく似あっていますね。

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シャッフル2 エクスチェンジ

シャッフル2 エクスチェンジ（2009年アメリカ）

弁護士のジェスは、愛する夫ライアンと暮らしていた。
しかし、ライアンには保護観察中の弟ローマンがいて、家庭の安泰を脅かしていた。
ある日、保護観察の規則を破り州外へ逃亡しようとしたローマンを追ったライアンは
暴走するローマンの車による大規模な事故に巻き込まれ、2人は意識不明になってしまう。
昏睡状態のライアンより早く目を覚ましたローマンは、自分がライアンだと言い始めるのだった。

日本の配給会社はシャッフルの続編と銘打っていますが、全くの別物です。
人格が入れ替わってしまった状態をシャッフルと言っているのでしょう。原題も違います。
主演はホラーやサスペンスで活躍するサラ・ミシェル・ゲラー。スクリーム2にも出演しています。
人格がシャッフル？と思いきや実は…の非常にありがちなオチのサスペンスでした。
映像が綺麗なのでそれなりに楽しめましたが、先が読めてしまうのは残念ですね。

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ドクターズ・ハイ

ドクターズ・ハイ（2008年アメリカ）

ドクターズ・ハイ＝医療行為で精神が高揚すること。
奇妙な殺し方で殺人を犯し、その死因を解剖で当てるゲームをする研修医たちの話。

まごうことなきスプラッター映画でした。解剖シーンがかなりグロテスクなので注意。
もっとサスペンス的な要素を期待していましたが、普通のスプラッターホラーですね。
主人公は悲劇のヒーロー気取りですが、自分でも酷いことをしているので同情できません。
スプラッターとセックスの描写が過激だという以外は予測可能なストーリーでした。
病院の解剖という点で、ゾンビ映画のようなグロ描写より現実味を帯びて気持ち悪かったです。
主演はHEROESのマイロ・ヴィンティミリア。カースドにもいじめっ子役で出ていましたね。

エンドロールの音楽がやけに青春映画みたいで拍子抜けしました（笑）

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モンスターズ 地球外生命体

モンスターズ 地球外生命体（2010年イギリス）

巨大な地球外生命体の増殖により壊滅したメキシコからアメリカへ渡るアメリカ人男女を描く
モンスターパニック・ロードムービー。

予告を見るとモンスター映画なのかと勘違いさせられますが違います。
戦場カメラマンの男と、男の専属する会社の社長令嬢の女のラブストーリー。

低予算・新人監督で撮られた映画らしいですが、それなりの出来ではないかと。
男はメキシコ女を買ってパスポートを盗まれるダメな奴だし、それに対して女は何故か怒らない。
吊り橋効果なのか、大した山場もないうちに何故か恋に落ちている二人。
モンスターは申し訳程度だし、シナリオが薄くて登場人物の心情が描ききれていない印象。
王道ラブストーリーなメジャー路線にしたいのか、モンスターが出るB級パニックにしたいのか。
どっちつかずでいまいち楽しめませんでした。
この監督がハリウッド版ゴジラを撮影するそうですが、陳腐なラブストーリーに終わりそう。

これなら、吹っ切れた脚本の超低予算パニック映画の方がよっぽどいいなー。

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